低学歴でも公務員になれる方法

某Fラン大出身の低学歴である現役の地方公務員が、これから公務員になろうという方へ就職・転職するにあたっての心構えや合格へのアドバイスを書いていこうと思います。また自分の仕事も紹介しながら、公務員という仕事というのはどういうものなのか?ということも紹介していきたいと思います。

民法

民法について2

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こんばんは、つーみなです。

低学歴でも公務員になれる方法、38回目の投稿になります。

前回のブログに引き続き民法について説明していきたいと思います。

民法という法律はブヨブヨで臨機応変に形を変える法律であるという説明をしました。

前回も言ったとおり民法というのはお金の話なんです。

どっちが正義で、どっちが悪かという話ではありません。

世の中には色んなことが起こっていて、どっちも悪くないけど強いて言うなら、あなたの方が責任がちょっと重いかな。。。

ただし、裁判官の感情で決めるモノではなく、民法という一定のルールがある。

そんな話だと思っていただいてけっこうです。

1つ基本的な問題を出題します。

かなり簡単な問題で裁判所事務官の問題で実際に出題された問題です。

問題
法律行為に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1.法律行為の内容は実現可能でなければならないから、ある法律行為の内容が実現不可能な場合は、それが不可能になった時期を問わず、その法律行為は無効となる。

2.法律行為の内容は社会的に妥当でなければならないところ、犯罪その他の不正行為を勧誘し、又はこれに加担する契約は公序良俗違反として無効になるが、対価を与えて犯罪をさせないという契約は無効である。

3.法律行為の内容は適法でなければならないから、民法の規定と異なる内容の法律行為は、無効となる。

4.法律行為の内容は確定していなければならないところ、ある法律行為の内容が確定しているか否かは、当事者の目的、慣習、条理等を総合して判断される。

5.ある法律行為が無効である場合、その法律行為は成立しなかったことになる。

正解は4です。解けましたでしょうか?

この問題は皆さんのリーガルマインドを図る上でちょうど良い問題だと思ってチョイスしました。

全く民法に馴染みが無い方も解ける方は多いと思います。

まず、肢1ですが、確かに法律行為は実現可能でなければなりません。しかし、契約締結時には実現可能であっても、その後の事情で実現不可能になる場合もあります。その場合は無効になるわけではなく、有効なものになります。

そして肢2ですが、これを選ぶ方はいないでしょう。公序良俗違反です。「正義をお金で買ってはならない」ということを覚えておいてください。

肢3ですが、これは実は深いところ問題です。確かに民法の規定と異なる内容の法律行為を無効とする強行法規もあるにはあります。しかし、一部であって、全部ではないということは少し考えればわかりますね。

正解の肢4です。法律行為の解釈の問題です。例えば、皆さんも色んな会話をされている中で、本人の意思とは違った形で話が伝わってしまったことはありませんか?その話が目的や、慣習、条理によって齟齬が生まれてしまった。そんな事例もあるのです。直ちにコレが正解だというのは判断しづらいかもしれません。

最後に肢5。これは無茶苦茶な話ですね。まちがってたから全部無かったことにしてという話です。まずありえません。

このように自分の常識や倫理だけでも解ける問題もあります。

面白さを感じていただけたら幸いです。

今日はこのへんで終わりたいと思います。

ありがとうございました。皆さんに良い転職がありますように☆

-民法

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